HOME > TV吹替版

TV吹替版

アメグラの「日本語吹替版」は、ビデオ、LD~DVDに至ってリリースされていませんでし たが、2008年、ユニバーサル 思い出の復刻版DVD という企画で、過去にTVオンエアされた映像&音声をそのままの状態でプレスするかのような、正に「復刻」スタイルでリリースされました。 字幕スーパーだと、簡素な翻訳ゆえに微妙なニュアンスの違いも感じてしてしまうものですが、吹替版は原作スクリプトにひけをとらない翻訳がなされていて、感情移入し易い上、新たな発見も多々あります。

このページには、このDVDリリース以前に記述した内容も含まれますが、改めてTV放映版について紐解きたく思います。

目次

初放映

tv.jpg

日本のお茶の間に、この偉大なロックン・ロール映画が登場したのは、1980年10月24日(金)の事。当時、高島忠夫の解説でお馴染みだった、フジテレビの『ゴールデン洋画劇場』でのオンエアでした。リバイバル版の上映大ヒット後の「最新映画」扱いといったところでしょうか?この放映では、ウルフマン・ジャックのアフレコをサザンオールスターズ桑田佳祐 が担当しました。それが話題であるかのように高島さんの解説も弾みます。但し、その他のアフレコに関してはクレジットが無いので現在分析中です。 尚、画面は、両サイドをカットしてTV画面に合わせた(4:3)サイズ。二ヶ国語放送。

キャスト

カート野島昭生
ジョンささきいさお
テリー湯原昌幸
デビーあべ静江
キャロルキャロライン洋子
ウルフマン・ジャック桑田佳祐
  • TV映画お約束のカットされたシーンは以下の通り。
  • "悲しき街角"をBGMにしたクルージングシーンが一部カットされ編集されている。(ジョンとズードーの会話など)
  • テリーがクルマをぶつけた後に立ち寄る中古車屋のシーン。
  • "アット・ザ・ホップ"はイントロだけですぐにトイレシーンへ。あのホップシーンが丸々カット。
  • カートが学校の廊下でロッカーを開けようとするシーン。その後のウルフ先生との会話はしっかり存在。
  • 直後の駐車場で、カートがTバードを見つけ近寄るが人違いというシーン。
  • ミルナーとホルスティーン巡査とのやりとりのシーン。
  • カートとウェンディの会話~"Louie Louie"(スティーブが先生に注意されるシーン)~スティーブとローリーがクルマに乗り込むまで。
  • カートがワーゲン降ろされた後にTバードを見つけて走リ出すが見失うシーン。
  • ミルナーとキャロルのジャンクヤードのシーン。
  • カートがパトカーに接近するシーンの一部。
  • キャロルを送り届けてピストンノブをあげるシーン~カートが2CVのフードを開けスティーブと会話するシーン~ファルファの鼻歌まで。
  • エンドロール("オール・サマー・ロング>サウンドトラック/1st#s8dabeb1")

尚、エンディングのジョン・ミルナーの命日が1964年12月である事から、リバイバル版のフィルムを使用したものと思われます。

こうした時間の都合でカットされたヴァージョンが翌年にはテレビ朝日『日曜洋画劇場』でも放映され、その後も各局にて幾度か昼間や深夜にオンエアされた事が確認されています。

ノーカット版

1984年6月23日TBSの『名作洋画ノーカット10週 CINEMAだいすき』という深夜特番で、その「第5夜」として放映されました。こちらもTVサイズ画面ですが、完全ノーカット(リバイバル版)の二ヶ国語放送です。また、フジテレビ版とは声優陣が全く異なりますが、翻訳は同じ台本では?というほど似ています。

キャスト

カート野島昭生
スティーブ田中秀幸
ジョン鈴置洋孝
テリー三ツ矢雄二
ローリー戸田恵子
デビー麻上洋子
キャロル富永みーな
ファルファ千葉繁
  • ウルフマン・ジャックはノークレジットですが、聞き覚えのあるその声は、正しく小林克也

ウルフマン・ジャックのアフレコ聴き比べ

桑田佳祐
小林克也

TV版初回放映一覧

ウィキペディア「アメリカン・グラフィティ」のページでも当サイトと並行して分析されているようで、現在3社のTV初回オンエアが判明しているようです。

  • 1:1980年10月24日 フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」・・・桑田ヴァージョン
  • 2:1983年6月20日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」
  • 3:1984年6月23日 TBS「名作洋画ノーカット10週」・・・ノーカット版

日本語吹替版DVD

どういった経緯か?amazon及びユニバーサルの発売前のアナウンスでは、以下の吹替キャストが掲載されていました(amazonでは現在も掲載中)。

キャスト

カート堀勝之祐
スティーブ池田秀一
テリー富山敬
ジョン青野武
ウルフマン・ジャック小林克也
  • 約1時間52分のディレクターズカット(ノーカット)版。但しCM挿入時のフェイドイン・アウトはご愛嬌。
  • TVサイズ(4:3)画面。
  • オープニングのメルズドライブインのショットは当然ながらノスタルジック仕様(»参照)。
  • ブダーとスティーブの会話あり(»参照)。
  • しかし、実際に発売されたDVDには少々疑問もあるので触れてみたく思います。
  • オープニングで各スタッフの日本語字幕が表示されますが、TVオンエア時にはありませんでした。明らかに合成されたものと思われます。
  • ラストのテロップはTVオンエア時はナレーションなしの字幕解説でしたが、DVDではミルナーの死亡日が「December 1964」のテロップに対し「1964年6月」とナレーションが挿入されています。この事から原作から書き下ろされた台本と思われますが、新たにアフレコされたものか、このヴァージョンが過去にオンエアされていたのかは不明です。

Bru-ray版日本語吹き替え

2011年8月3日にリリースされたBD版は新録され、ウルフマン・ジャック役を大塚芳忠が努めています。

キャスト

カート堀内賢雄
スティーブ森川智之
ジョン井上和彦
テリー石川彰
デビー井上喜久子
キャロル日笠陽子
ファルファ内田直哉
ウルフマン・ジャック大塚芳忠

アメリカン・グラフィティ2

アメリカン・グラフィティ2』DVD版の吹き替えキャストについてはこちら

ページのトップへ

トップ 編集凍結解除差分バックアップ添付複製名前変更リロード 新規一覧単語検索最終更新  ヘルプ  最終更新のRSS
Last-modified: 2011-12-20 (火) 19:20:37