HOME > サウンドトラック

サウンドトラック

メルズ・ドライブインの画面に“Rock Around The Clock”が鳴り響くオープニング。何度観てもその瞬間、アメグラの世界に引きずり込まれます。全編のBGMにロックンロールが流れる映画というのも画期的でした。ジョージ・ルーカスが幼い頃から集めていたレコードから選ばれた曲は、ウルフマン・ジャックが選曲しながらON AIRしているかのように使われている点もリアリティがあります。

車内にこぼれるラジオからは最新ヒットを伝える“Surfin' Safari”がそのまま「街の音」になったり、チークダンスでは高揚するふたりの気持ちを“Smoke Gets In Your Eyes”が包み込んだりシェービングクリームの悪戯にはスピード感溢れる“Johnny B. Goode”と、数々のシーンで、まるで効果音のように見事に割り当てられています。もちろん、これらはジョージ・ルーカスが脚本段階から思案したもので、DVDのメイキングにてそれらのエピソードが語られているので是非ご覧ください。

目次

アメリカン・グラフィティ オリジナル・サウンドトラック

アメリカン・グラフィティ オリジナル・サウンドトラック

モア・アメリカン・グラフィティ

モア・アメリカン・グラフィティ

アメリカン・グラフィティVol.3

アメリカン・グラフィティVol.3

トリビア

“Gee”

メルズ・ドライブインでテリーがブダーをデートに誘う際に流れていたDoo WopナンバーはThe Crowsの“Gee” 、1953年7月にリリースされた。ロックンロールムービー『クライ・ベイビー(Cry-Baby)』(1990)の車内で歌われる楽曲としても有名です。エンドロールにはしっかりクレジットされていますが、何故サントラに挿入されなかったのかは不明。

“That'll be the day”のイントロ

イントロに挿入されているウルフマン・ジャックの電話での会話は下記になります。

相手:This is Joe(John?) in Little Rock, way down in the Valley.

ウルフマン:You callin' from Little Rock, California?

相手:Yeah, Long distance.

ウルフマン:My, my, my... listen, man, what, what, what kind of entertainment you got in that town?

相手:All we got is you.

この会話の後に曲を紹介しますが、“That'll be the day”はちょうどキャロルをピックアップするシーンのBGMに使われ、このやり取りはカットされています。 代わりに挿入されているのが、それより以前のシーンで、Mel's Drive-inからジョンがデュースクーぺを発進させるところ、“Runaway”の最中になります。

SHE'S SO FINE

ホップシーンにて、“Herby & The Heartbeats”ことFlash Cadillac and the Continental Kidsがプレイするナンバーですが、原曲については、サントラのライナーノートにも不明と記されています。彼らのホームページにて、クリス・ムーがバンドメイトのリン“スパイク”フィリップスと共に書いたという記述があります。つまり彼らのオリジナルソングだったと考えるのがベター?

  • 1972年スタジオ音源
    YouTube Video

“Louie Louie”

上記同様、Flash Cadillac & the Continental Kidsによってプレイされる“Louie Louie”は、1955年にリチャード・ベリーによって書かれた楽曲。但し一般的には1963年にレコーディングされたThe Kingsmenのヒットナンバーとして知られます。エンドロールでもFlash Cadillac and the Continental Kids名義でクレジットされていますが、リバイバル時に追加されたシーンなのでサントラ未挿入となった経緯が伺えます。

“Tammy”

アメグラ系のティーンムービー、『グローイング・アップ(Lemon Popsicle)』(1978)の2作目、『ゴーイング・ステディ(Going Steady)』(1979)で、メインキャラとなった女の子、タミーの名に合わせ挿入され一躍有名になった印象深いナンバー、デビー・レイノルズの“Tammy”のメロディがアメグラにも流れています。オルガンによるインストゥルメンタルですが、ミニチュア・ゴルフコース(ピンボールマシンのあったアーケード)での会話のシーンで、BGMとして流れています。つまり、この店の中だけはウルフマン・ジャック・ショーがオンエアされていないというわけです。

  • 【DVD再生時間】1時間04分50秒~

ファルファの鼻歌

ローリーを'55シェビーに乗せた際、ファルファが上機嫌に口ずさむ鼻歌ですが(ハリソン・フォードのアドリブとの事)、ブロードウェイ最大のヒットと言われるミュージカルの映画版、『南太平洋(South Pacific)』(1958)挿入歌のひとつで、“Some enchanted evening”です。

ページのトップへ

トップ 編集凍結差分バックアップ添付複製名前変更リロード 新規一覧単語検索最終更新  ヘルプ  最終更新のRSS
Last-modified: 2014-03-02 (日) 09:04:37